壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

フジロック備忘録 明日のために

フジロックの素晴らしさは、音楽はもちろん、日常の良さを再確認できることなのではないかと絶望的に痛む足をさすりながら帰りの電車で考えている次第です。

折りたたみイスばかり座っているので、日頃の固いイスの安定感のありがたみを感じ。

ご飯の為に毎回長蛇の列に並ぶたびに、近所のコンビニのありがたみを感じ。
加えてビールを二百何十円で買える幸せを感じ。

3日間雨にうたれつづけ、日頃雨風防ぐ屋根の下で働ける職場に感謝し。
そもそもフジロックに来る為のお金と休みをくれた会社に、感謝こそすれ悪態をつくなんてもってのほかですな。
反省します。

そして何より行きたい時にトイレやお風呂に行けることのなんたる幸せさ。
汗だくで雨の中温泉の順番待ちをしたり、朝便意のカウントダウンで起床して遥か彼方のトイレを目指すなどの経験を経て、私は今全ての日常に感謝するハイパー自己セミナーモードに突入しています。

きっとこの気持ちも明日働き始めて数時間で埋没してしまうのでしょうが、忘れたらまたこの日記を見返そうと思います。

また来年、素晴らしき非日常を迎えられますように。