壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

カープCS敗退に思うこと

あっさりと、淡々と、気づけば4連敗していました。
昨年の日本シリーズでもそうでしたが、一度勢いを失うと一番弱かったころのカープの野球に戻ってしまいます。

投手は打たれてはいけない場面できっちりとホームランを献上する。
力の入った打者は石井コーチに叩き込まれたはずの進塁打の打ち方すら完全に忘れ、追い詰められてからの強硬策は勇気というよりも無謀な自殺行為。

今シリーズは昨年のように思考停止の中継ぎこそなかったものの(中継ぎ勝負にすらもちこめなかったからですが)、無理して薮田を中4日で投げさせ、結局早い回で降りたシーンは昨年の日本シリーズ第五戦のジョンソンのリプレイかと思いました。

ただ、今年は本当に、全くといっていいほど悲しくありませんでした。
というよりも、今年はカープが勝っても負けても、そして優勝した日もほとんど感情が動かなくなっていました。

それは、去年のこの時季、ど平日に会社を休み一人向かった札幌ドーム三連戦の記憶のせいでしょうか。
あの日、私の人生から確実にひとつの熱と色が失われました。

今年はもうチケットや宿の心配をする必要がないので、ドラフトを待ちつつあの日の記憶を徒然と書いて見ようかと思います。