壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

syrup16g 10/5 zepp tokyo 回顧録(1)

カープ日本シリーズの思い出を書く前に。
syrup16gのツアー前半戦終了ということで初日の思い出を忘れないうちに書こうと思います。

仙台でユニゾンとの対バンを見て以来のsyrup。
年に何回もsyrupのライブを観れる幸せを忘れないようにしなくては、と思っている今日この頃。

今回のツアーから物販の種類が倍増しました。
横になった犬がプリントされた衣服諸々、靴下ってなんだよ...
スタッフ側が本格的に私たちの足下を見始めた感じです。
そして遂に直筆ダサダサTシャツは各会場限定に。

それを見た瞬間私が感じたのは、
「なんてアコギな商売を!!許せん...」ではなく
「うわあ、コンプリートしたい...」でした。
私はsyrupのTシャツとフジロックのためだけに働いております。

第一夜Tシャツを確実にゲットするため、物販開始1時間前にはzepp tokyoに到着。
そこにはすでに意味不明なグッズを欲する集団が100人ほど。
平日のこんな時間に並べる私たちは、学生以外は社会不適合者側に分類されるでしょう。
首になったらどうしよう本当に。
将来を案じつつ、この日演奏されるであろう「copy」の楽曲を聞きながら待つことに。

そしてこの列待機中に「delaidback」発売を知りました。
その瞬間、本当に少し泣いてしまいました。
一曲目の「光のような」、これはおそらく犬が吠える時代の「光」でしょう、というかそうであってほしい。
そして私が未発表曲の中で最も好きな「upside down」の文字が!!
syrupが解散し、犬が吠えるもあっという間に雲散霧消したあの頃、
ネットに転がっている密録音源を繰り返し聞くしかなかった日々を思い出しました。
ライブが始まる前から気分は最高潮。

無事ダサいTシャツを複数種購入し、zeppの隣のオシャレな商業施設で時間をつぶすことに。
しかしそこにはお台場のオシャレ感とは真逆の空間が広がっていました。
生還、再発、患者、徘徊...
変な文字の書いたTシャツを着たたくさんの人間が、私と同じようにウロウロしていたのです(私は着ていませんでした)
そしてトイレからは「一夜」Tシャツに着替えた人が出てくる出てくる。
完全なる異空間。
僕は一人じゃないんだ、と悪い意味で感じることが出来た瞬間でした。

そんなこんなしているうちに入場開始時間。
500番台だったにも関わらず、マキリン側3列目に陣取れました。
ここ最近のワンマンライブ、会場の大小にかかわらずこのあたりの位置を確保できています。
私はマキリンの大ファン。
激しい曲ではクールにリズムを刻み、おとなしい曲で首を小刻みに震わせながらうねるベースラインを奏でるマキリンを見るのが大好きです。
今日もマキリンの雄姿をこの目に焼き付けるぞ、とワクワクしながら、延々と同じ曲がループするSEを聞きながら待機。

そして私はこの日syrupのライブで初めての体験と、大きな失敗を犯してしまうのです...
毎回一回で書くの終わらないな、もう一回続けます。

ついでに、中村奨成選手広島カープへようこそ!!!