今年は初泣きは「君の名は。」でした。
2回目ですがボロボロ泣いてしまいました。まだ心に清い部分が残っていてよかったです。
明日から仕事という現実をまだ受け入れられませんが、なんとか映画の余韻で頑張ってみようと思います。
一つだけ、映画のラストの就活シーンに加えてZ会のCMで受験シーンが流れ、突然人の負の記憶の蓋をきれいな映像で外しにかかるのはやめていただきたかった。
まあなんといってもRADWIMPSの歌と劇伴が最高でした。
映画館で見た日、その足でサントラを買いに行ったのを覚えています。
RADWIMPSの音楽と映画の関係性はすでにさんざん考察されているだろうし、私自身も「有心論」以降はRADを聞いていなかったライトリスナーなのでとやかく書くことはしませんが、一つ言えるのは昨年のフジロックでRADWIMPSを観ておいてよかったな、ということです。
ワンマンは人気でチケット取れないだろうし、フジも一緒に行く人がいなければおそらく裏のサニーデイサービスを最後まで見ていたと思うので。
一昔前、少年少女の恋愛や目の前の事件が世界的事象とリンクする漫画や小説、アニメを「セカイ系」と総称していた気がしますが、今やその世界観がスタンダートになったのか、あまり聞かない気がします(アニメを全く観なくなったので、今でもそう言われているのを知らないだけかもしれません)。
恋愛が宇宙まで繋がるような歌、RADWIMPSの歌はまさにそれだ、と今回改めて強く感じました。
宇宙、日本、世田谷がフィッシュマンズ。
宇宙、日本、新宿(+すれ違い、年上のお姉さん)が新海誠監督の映画+RADWIMPSでしょうか。
「秒速5センチメートル」を観て、そんなことで会社を辞めるなら私は死ななくてはいけないじゃないかと本気で思ってから早幾年、今回は二人が出会えて本当に良かったと思います。
RADWIMPSの昔好きだった曲を聞いて今日はもう寝ます。
明日から仕事って無理でしょう、どう考えても。