壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

忘れらんねえよ 壊れかけの忘れらんねえよ

チャットモンチーの武道館チケット取れました。
正直当日が来てほしくない気持ちはありますが、とりあえず今はありがとうチケットぴあ。
e+のエレカシはまたダメでした。

武道館に備えチャットモンチーを聞きこんでいる今日この頃、
突然飛び込んできた忘れらんねえよのベーシスト梅津さん脱退の報。
ヒロトでいう所のマーシー木下理樹でいう所のトディー、がっちゃんでいう所の中畑さん。
フロントマンを支えるバンドの根幹の喪失。

忘れらんねえよという屋号は存続するようですが、どうしたってこれまで通りという訳には行きません。
少なくともバンドとしての青春期はこれで完全に終わりを告げるでしょう。
さあバンドやろうぜ、と独りになった柴田さんはどこに向かって歌うのでしょうか。


決して柴田さんをディスりたい訳ではないのですが、私は柴田さんのツイッターがあまり好きではありません。
内容というよりも、モヤモヤした言い方になりますが、今が最高、絶好調と外にアピールするバンドが苦手なのです。
理由は、万事うまくいっているバンドはわざわざそんな事を声高に主張しない、と思っているからです。

サンプルケースが少なくて申し訳ありませんが、過去大好きだったPEALOUTスパルタローカルズは解散する前のアルバムインタビューでことさらにバンドの状態がこれまでよりもいい、といった旨のインタビューをしていた記憶があり、これがトラウマになっています。(どっちも音楽と人だったと思います)。
メジャーとの契約が切れインディーから再出発となったものの、いいアルバムはできたしメンバーの状態もいい。
そんな絶好調なはずの両バンドはそのインタビューの1年後に解散。
解散時に語られるのはすでに崩壊しかかっていたバンドの内情、積もらせていた負の感情。
柴田さんの、今日のライブも最高だった、というツイッターを見るたび、何かを自分に言い聞かせているようだな、と嫌な気持ちになっていました。
偏屈すぎでしょうか。

それにしても私は忘れらんねえよの大会場でのライブに縁がありません。
最初のzepp野音もチケットは買っていたものの両方とも仕事で行けず。
こんかいの梅津さん脱退ライブも日程的に行けそうにありません。無念。

ただ、これで忘れらんねえよは未来永劫解散はしない、という解釈もできるような気がします。
忘れらんねえよ=柴田さんの主張というより明確になるバンドのコア。
思えば銀杏boyzも峯田さん一人になってサポートメンバーを入れた今のほうが昔より活発に活動していますしね(私は聞かなくなってしまいましたが)。

何にしても引き続き応援していくだけです。
チャットモンチーは無くなってしまうけど、その感動のバトンを受け取った忘れらんねえよの、柴田さんの走り続ける姿をどこまでも追いかける所存です。


[PV] CからはじまるABC - 忘れらんねえよ