フェアリーテイル・ファンクラブ

桜木が春を思い出し　雨の中駆ける
弾む胸　無防備な心さらけ出す

あなたが捨てた言葉を拾い集め
溶けないシャーベットと　温める

月に手を伸ばす
月明かり届かなくても
震える何かを　信じてる

桜木が夏に気付き　風と歌い出す
戸惑いと薄い衣　脱ぎ捨てて踊る

あなたといつか行った　喫茶店にもう一度
漂えども沈まない　街の中で

夜に火を灯せ
諦め心よぎるけど
かじかむ指を照らし出す

月に手を伸ばせ
月明かり届かなくても
震える何かを　信じてる

答え合わせのために
生きている訳じゃないはずさ