壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

the chewinggum weekend そして the MADRAS 鳴り止まない音楽たちへ(4)

2018年4月22日、CLUB251。この日のイベントのタイトルは「GIVE ME UP」。4バンドが出演し、the MADRASの出番は3番目。始めて橋本さんを見て浮き足だった状態の私、 トップバッターの若いバンドの演奏が始まっても、初めて入るライブハウスのアウェー感も相ま…

the chewinggum weekend そして the MADRAS 鳴り止まない音楽たちへ(3)

もっと早く続きを書くつもりが、いつの間にか2年の月日が流れていました。sakurai-t-af.hatenablog.com sakurai-t-af.hatenablog.com色々記憶から抜け落ちている事柄はあるかもしれませんが、あの日の興奮は、ずっと心の中に残っています。the MADRASのライ…

今日聴いたレコード 4/18

初期不良が組み立てミスか、購入以来一度も音が出なかったレコードプレーヤーが今日修理から帰ってきました。 これまで狂ったようにレコードのみを買い続け、結局ジャケを見ながらCD音源を聴く日々ともおさらば。 来週頭までに終わらせねばならない仕事を家…

サニーデイ・サービス「MUGEN」

少し無理をしてでも、意識して未来に楽しみを作らなければいけない。強い決意のもと、ディスクユニオンのオンラインショップでレコードを1枚注文した。7250円。決して無駄遣いではない。むしろこの値段であの名盤を手元に置けるなんて、感謝しなければいけな…

スカート「どうしてこんなに晴れているのに」

今週は仕事で怒られてばかりだった。入社以来、ここまで毎日詰められたのは初めて。私に非があるものからイチャモンまで幅広く叱られまくった鬱一直線の今週、私の生命を繋いでくれたのは誇張でも何でもなく、通勤時のカーステレオから流れるスカートの曲だ…

逡巡

長い間、チマチマとgaragebandで曲みたいなものを作っていたが、引き籠もらざるを得ない週末が続く中ようやくひとつ完成した。 生きている間にやれることはやっておきたいと思い、ネットの海に糸くずを捨てるかのごとくアップしてみる。 タイトルは「逡巡」。…

オフコース「別れの情景(1)」

ここ数日はオフコースの2nd「この道をゆけば/オフ・コース・ラウンド2」と3rd「ワインの匂い」を繰り返し聴いている。 ブルーハーツを入り口としてロックを聞き始める前、父の影響でチューリップやオフコース、母からの影響で岡村孝子とアルフィーを好んで聞…

台風クラブ「下宿屋ゆうれい」

まだ音源になっていない、タイトルの表記が合っているのかどうかすら分からない曲。昨年の夏、金沢のライブハウスでイントロが流れた瞬間から心を奪われ、それはそのまま帰ってきていないような気がしてならない。 頭の中で何回も再生しているうちに、もしか…

GEZAN「東京」

東京という記号に無根拠な希望を担保する能力はすでになく、煌びやかな情景は架空の世界を創り出すという強い意志をベースとしたポップスの中でしか存在し得ない。 都市が本来持つ混沌の入れ物としての機能も、表層のみの健全化によって失われつつあるように…