壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

「風と共に」「クリスマス」エレカシとサニーデイ

昨日youtubeに名曲が2曲アップされていました。


エレファントカシマシ「風と共に」


Sunny Day Service - クリスマス【official video】

「風と共に」のPVがついにアップされました。大名曲。
エレカシの紅白、歌うのはきっと「今宵の月のように」か「悲しみの果て」でしょうが、みんなのうたにもなったこの名曲をぜひテレビで聞きたいなと思います。

サニーデイサービス「クリスマス」はいよいよLP化される「Popcorn Ballads」からのPV。
彼女の名前はクリスマス。これも名曲。
田舎に住んでいると、昨今のキラキラしたシティポップを聞くとその世界観と現実の差にへこむのであまり好きではありませんが、
こういった地に足の着いた、程よくポップなサニーデイは心のふるさと。
夏の野音DVDを買おうか迷っています。

今日から本格的に雪が降り始め、いよいよ何もかも嫌になってきますが、音楽を聴いてる間だけは幸せ。
大好きな音で充電しながらすこしずつ頑張ります。

エレファントカシマシ 12/9 富山オーバードホール

富山へ向かう鈍行列車の中、いつになく穏やかな12月の日本海を眺めながらぼんやりと考え事。
何でもないことですぐ折れる心との付き合い方について。
これまでの学生時代はあと何年、という明確な区切りがあったため、しんどいことがあっても何とかだましだましながらも頑張ってこられたが、
いよいよこの縁もゆかりもない土地で死ぬまで生きていく、と決まってから自分を支えるものが何も見当たらない状態です。

あらかた固まった職場での立ち位置。
転職可能な年齢から少しづつ遠ざかり、日に日につぶしがきかなくなっていく。
大好きなライブも、始まるまでの1人でいる時間にどんどん耐えられなくなってきて。
自分のためだけに生きる、ということが精神的にどんどん難しくなりながら、かと行って一緒に生きていけるような人もなし。
来年のフジロックまでどうやって生き延びようか、と考えながら富山駅北口の目の前、オーバードホールに着きました。

どうして楽しみなエレカシのライブ前にこんなテンションなのか、我ながら情けなかったです。

4階席ながら最前列、ステージ全体がよく見渡せるなかなか悪くない席でした。
1年続いたツアーファイナルとあって、富山以外からもたくさんのお客さんが来ている印象でした。
なぜか名古屋Tシャツを着た人が目についた気がします。

会場が暗転すると同時に湧き上がるものすごい歓声。
この日一番印象に残ったのは、曲終わりの拍手が宮本さんのMCが始まるまで鳴りやまない、という曲がたくさんあったこと。
誰もがこの日を待ち望んでいたことを表す万雷の拍手。
ホール全体が多幸感に包まれていた3時間でした。

セットリストは、新潟の時と比べて「Destiny」「やさしさ」「TEKUMAKUMAYAKON」「花男」がout,「RESTART」「友達がいるのさ」「涙」「待つ男」がin。

ライブで聞く「ハロー人生!!」はCD音源の1000倍いい曲。
混迷期、試行錯誤の日々を乗り越えて、30周年、何回目かの絶頂期を迎えているこのバンドを支えてきたのは、何があっても明日を生きる、という自分を鼓舞する宣誓のようなメッセージ。
それが二束三文の応援歌になぞ決してならないのは、宮本さんの人間力とバンドの説得力の賜物でしょう。
そして初めて聞く「RESTART」も大名曲。
「やっぱり本気な方がいい」と歌う宮本さん声に、お前はそれでいいのか、と体を揺さぶられるような気持ちに。

現在の私は「奴隷天国」で歌われる屍そのもの。
他のお客さんのように拳を挙げ、歓声で答えられないのは宮本さんが鬼気迫る姿でつぶやく「おめえだよ」の対象に他ならないからです。
同情を請うて果てる前にもう一度立ち上がらなくてはならない、しかし足の踏ん張りがなかなかきかないのがもどかしい。

また一方で、そんなウジウジした感情を吹き飛ばすような瞬間がこの日のライブには何回もありました。
友達もめざましテレビで見たと言っていましたが、宮本さんが感極まって「悲しみの果て」の最後の部分を歌えなくなった場面はこの日のハイライトの一つ。
宮本さんのかわりにお客さんが合唱しようとしたシーンで、もう完全にもらい泣き。
タオルで顔をクシャクシャに拭いた後に歌われた「今宵の月のように」は、今まで聞いた中で最も心に響く「今宵の月のように」でした。
拍手の大きさもこの曲が一番大きかったように思います。
「翳りゆく部屋」の後の、母親と喧嘩すると最後にはあんたは私から生まれてきたんだ、という時空を超えた必殺技を出されるという曲から全く脱線したMC。
「RAINBOW」「ガストロンジャー」と続く間違いなくエレカシ以外には表現できない、圧倒的としか言いようがない楽曲。
「風と共に」はおそらく一生聞く曲の一つになると思います。

アンコールの最後は[待つ男」。しびれるの一言です。
紅白歌合戦で会おう、とステージを降りるメンバー。
エレカシはこれからもずっと続いていきますが(そうであってほしい)、大団円と呼ぶにふさわしいライブでした。

北陸は冬になれば天気は鉛の曇り空一色になりますがこの日は晴天。久しぶりに月も見れました。
簡単に心機一転できる精神状態ではありませんが、気持ちを新たに前を向いていこう、と思い直すことが出来た非常に大切なライブになりました。

エレカシのライブに行くまでに少しでも人生の歩を進め、次こそは「奴隷天国」を心から楽しめる自分になりたいな、と思います。
とりあえず自己肯定と体力づくりともう少し仕事を頑張るところからかな。
生きるのであれば、本気な方がいい。宮本さんが言うならきっとそうなのだと思います。


エレファントカシマシ「RESTART」

エレファントカシマシ 備忘録

備忘録というか懺悔みたいな文章になるかと思います。

私はずっと自分のことをエレファントカシマシの熱心なファンだと思っていました。
CDショップで買った「俺の道」に衝撃を受け、
少ない小遣いからレンタルやブックオフエレカシのアルバムを集め、正座して聴いていたあの頃。
syrup16gスピッツ、そしてエレファントカシマシ
音楽を聴きはじめてこの3バンドが心から離れたことはない、そう思っていました。

ただ、前回新潟でライブを見た時からどこか違和感を抱えていました。
こんな完璧なライブの後なのに、どうして楽しかった、以外の感想を自分は覚えないのか、と。
もっと心を奮わされてしかるべきなのではないか、と。

そして今日(もう昨日か)、富山でのツアーファイナルを見てその理由がはっきりとしました。

今の私は「奴隷天国」で歌われる屍そのものだということ。
「何笑ってんだよ、そこのお前だよ」と歌う宮本さんの目を直視できない。
エレカシの楽曲が幾度となく伝えてきたメッセージを一切血肉とすることが出来ていない、
つらいつらいと同情を請うている現状の自分に、宮本さんの言葉が届く訳はありませんでした。

「悲しみの果ては 素晴らしい日々を送っていこうぜ」(悲しみの果て)
「明日もまたどこへ行く 愛を探しに行こう」(今宵の月のように)
「明日も頑張ろう 愛する人にささげよう」(四月の風)
「さあ行こうぜ どでかい明日へ」(夢を追う旅人)
「曇りのち晴れ そうさ私は出かけてゆく」(風と共に)
そして戦う男、ファイティングマン。
ぱっと思い浮かんだ歌詞や楽曲を並べてもすぐに分かります。

今日がどんな日であっても、未来を信じ、ファイティングポーズを崩さず、明日を生きる。
エレファントカシマシは常に生きている自分を見つめそれを肯定し、明日へ向かっていくための正のエネルギーを発し続けるバンドであったはず。

それに引き換え現在の私は、人に何か少し言われただけでひどく落ち込み、
それをすぐ未来への絶望、自己否定に繋げ、何の現状の改善もしないままただ言い訳と妥協を繰り返し、
お酒と惰眠で現実逃避をしながら部屋で一人腐っていく生き方をしてしまっています。

思えばその生き方が楽なのでしょう。
どうせ自分は劣っている、ダメだと自己完結すれば、何かを改善するための努力、そしてそれに伴うであろう苦痛から目をそらすことが出来る。
ただ、日々少しづつ仕事でも社会的にも未来は狭まりつつあるという事実は変わらず、そこからまた逃げるために自分の殻にこもる負の連鎖は続いています。
死ぬまでこれで生きられるならそれはそれでありかもしれませんが(おそらく幸せからは最も遠いであろう生になるでしょうが)...

とりとめない文章になってきました。
また明日落ち着いてから、ライブの感想と一緒に書きなおそうかと思います。

風と共に ライブ納めは富山でエレファントカシマシ

以前今年の予定が紅白でエレカシを見るだけ、と言っていましたがもう一つありました。
12/9、富山オーバードホールでエレファントカシマシ
完全に忘れていましたが、今年の頭に先行チケットを取っていました。
よくやった自分。あなたのおかげで今年を乗り切れそう。

仕事が忙しくて新潟のクロマニヨンズも富山のフラワーカンパニーズも行けませんでしたが
ここにきて最高のライブ納めができそうです。
来年さいたまスーパーアリーナがあるとは言え、1年続いたツアーのファイナル公演。
期待は高まるばかりです。

本当のことを言えば新潟公演にも行ったんですけど。
年に2回もエレカシを観れるなんて至上の贅沢です。
エレカシはアルバムは毎回買うのですが、最近はシングルは追いついてない感じで、
ライブで初めて今年の新曲の一つ「風と共に」を聞きました。
これがまた言いようもないほどの名曲でした。

最近の曲はyoutubeの公式チャンネルで聞けますがこれだけはフルのPVはアップされておらず。
この間iTunesで買ってからもう何回聞いたか分かりません。

今年のマイベスト曲はsyrup16gの「開けられずじまいの心の窓から」「4月のシャイボーイ」
eastern youthの「ソンゲントジユウ」そしてエレカシの「風と共に」、このいずれかから選ばれるのは間違いありません。
ちなみにベストDVDはぶっちぎり1位がTheピーズ武道館、次点がコレクターズ武道館です。
Theピーズの感想もまた書きたいですが、書いてしまうといよいよ全部終わってしまう感じがするので、
またいつかピーズの次のライブが決まってからになる気がします。

そういえば12/9って、ピーズ武道館からちょうど半年か。
去年の今頃はsyrupのツアーファイナル。
そして一昨年の今頃はフラカンの武道館。
月日が流れるにつれ狭まる未来に不安は増すばかりですが、
大切なライブを一つ一つかみしめながらこれからも過ごしていければと思います。

とりあえずエレカシが終わったら来年のsyrup,そしてTEAM NACSの本公演まで冬眠していたいです。
その前にフジロックの早売りチケット買わなくちゃ。

寒さが一段と増しいよいよ冬本番ですが、皆様風邪などひかぬようご自愛ください。
私はとりあえず持ち帰った仕事を片付けます。

syrup16g 「You Say ‘No’」

今日は明らかにダメっちゅう感じの日でした。
こういう日を何とか凌ぐには、散らかった部屋を片しながらsyrupの「You Say ‘No’」をエンドレスで流し、心が浮上してくるのをじっと待つのみです。


syrup16g-You Say 'No' (Demo)


しかし本当にいい曲。
ごく自然に落胆や諦めと同居する日々の中、それだけにとらわれることなく気分転換をはさみながら過ぎていく、淡々とした生活をそのまま鉛筆でスケッチしたような優しい曲。
1998年にはすでにあったようなので、まだsyrupが何者でもなく、また「syrupらしさ」というパブリックイメージに縛られることもなかった頃の五十嵐さんが紡ぐきれいなメロディーは、単純に心躍ります。
今回のアルバムにも収録された 「開けられずじまいの心の窓から」と同じ時期の曲だからなのでしょうか、近い体温を感じます。


部屋もだいぶ片付いて、気持ちも少し落ち着きました。
今日は1日雨降りだったので、明日出勤時には何を間違ったか今頃咲いたような小さい花がどこかに無いか探してみようと思います。

syrup16g delaidback(2) UKFC on the Road 2013の思い出

そういえば「生還」の後、五十嵐さんがソロで出たUKFCのイベントを観にスタジオコーストにも行ったのを昨日ブログ書いた後に思い出しました。

あれだけがっかりしたはずなのに、もうその3か月後にはすっかり忘れていたんでしょうか。

よくよく思い出してみると、あのライブの後ひとしきり落ち込んだ後、五十嵐さんが生きていればもうなんでもいい、むしろこれまで生きているかどうかも分からなかったんだから(活動休止中はART-SCHOOLの木下さんのTwitterが唯一の情報源でした)消息を知らせてくれただけでも十分じゃないか、と考えが変わっていたように思います。
何かのはずみで新興宗教にはまってしまいそうなフラフラの思考。

そんな中での五十嵐隆ソロでのイベント出演の情報。
五十嵐さんに会える、今会わないと次いつ会えるかわからないとアイドルの追っかけと寸分たがわぬ思考ですぐチケットを買いましたが、計3日あったこのイベント、この日だけ当日券が出てた気がします。
この日も研究室を抜け出したなあ、そういえば。
当時しっかり研究を頑張っているつもりでしたが、はたから見ればそうでもなかったんだろうな・・・

五十嵐さん以外に誰が出演していたんだろうと調べてみると、シャンパンの栓をスポンと抜いたように色々記憶があふれ出しますね。
確かあの日のテーマは「日本オルタナティブ選手権」でした。

ART-SCHOOLはずっと好きだったのですが、元ベースひなっちと組んだkilling boyはこの日初めて見ました。
前説でUKプロジェクトの遠藤さんが、「リッキーはリハーサルですでにのどガラガラでした」と言ってました。

MO'SOME TONEBENDERはとにかく音が大きくてうるさかった。

OGRE YOU ASSHOLEは延々とループする歌を聴きながら一瞬意識を持っていかれました。
これは昼間から聞いていい音楽じゃないな、と思ったのを覚えています。

今でこそ大好きなきのこ帝国ですが、あの日はただうるさい音楽だな、としか感じませんでした。
初期の爆音シューゲイズ路線より、最近のほんの少しやさしい歌の方が好みです。
Rideとかslowdiveはよく聞いていたので自分はシューゲイズは好きなんだと思っていましたが、
「そうか、私はシューゲイズじゃなくてドリーミーポップが好きなんだ」と思いながらステージを眺めていました。

THE NOVEMBERSはあまり覚えてない・・・
dipはかっこよかったなあ。
この次が五十嵐さんの出番だったのですが、フライングした「五十嵐ー!!」という声がいくつか飛び交っていました。
五十嵐ではなくヤマジです。


そして遂に五十嵐隆の出番。
その瞬間どっと人が後ろから押し寄せてきて、突如この日一番のぎゅうぎゅう詰め状態に。
おいおい、弾き語りだぞと思いながら前方5列目くらいまで押し出されました。

五十嵐さんが歌ったのは「copy」の曲。
「She was beautiful」から「(I can't)Change the World」まで、「生活」は飛ばしましたがアルバムの頭から7曲目までを演奏。
現在のツアー「十六夜」とコンセプトは同じですね。
あの日は五十嵐さん一人で、そして今年は3人で。そう思うと感慨深いです。

本番前のセッティングで「She was beautiful」のイントロが聞こえたので、
「ああ、今日も新曲ではなくsyrup曲か」と悟りましたが。この日は落ち込んだりはしませんでした。
前回のライブは余計な感情で集中しきれなかった分、何の曲をやろうとも、その姿をしっかり目に焼き付けねば。

MCらしいMCはなし。
あたりからは「おかえりー!!」という声が。
この日が久しぶりの再会だった人も多いのでしょう。
この空気はツアー「クランケ」まであったと思います。

この日も特にアナウンスもなくステージは終了。
後のインタビューで、この日弾き語りが無理だと思ったからsyrup再結成に心が傾いていったと語っていた五十嵐さん。
あの時には、こちらからはそんなこと一切分かりませんでしたが、どんなものも何かに繋がっているんですね。

人に押されて汗だくになり、いったん外に出てドリンク交換。
戻るとコーストはかなりスキマが生まれていました。皆五十嵐さん終わったら帰っちゃったのか・・・

そういう私もPOLYSICSthe telephonesの声の高さに耐えられず途中帰宅(研究室もあったし)。
振り返るとほとんどの出演バンドの感想が「うるさい」だけになっています。これでは感想じゃなくただの悪口です。


今日も仕事から帰って「delaidback」ヘビーローテーション
4月のシャイボーイ」を繰り返し聴きながらこのブログを書きました。
歌詞は後ろ向きだけどメロディーとコードは明るくどこか優しげ。
なにもいいことがない、と暗い部屋で一人落ち込んでるのではなく、
特に予定がない休日に、なにもいいことないなあ、と独り言ちながら川べりを歩いている感じがこの曲からはします。
極端な感情に振り切れず、日々の心象風景をそのままスケッチするような曲も、syrupの真骨頂の一つだと思っています。

syrup16g delaidback 「生還」への追憶

syrup16gのnew album「delaidback」。
発売日の2日遅れでamazonから届いてからもう何回聞いたことか。
2017年度ベストアルバムはこれに決定です。

このアルバムには五十嵐隆名義のライブ「生還」で披露された曲が5曲収録されています。
これらの曲を聞くと、2013年5月18日の記憶が一瞬でよみがえってきます。
ただし、いい思い出としてではなく負の感情ですが。


4年前はまだ大学院生で、あの日も朝からずっと研究室にいました。
奇跡的にチケットの抽選に当たり、本当に生きていてよかったと思ったのをよく覚えています。
後で教授に怒られるのを覚悟でフラッと食事に行くふりをして研究室を抜け出し、NHKホールに向かいました。
初恋の人に久しぶりに会うような期待と不安を抱えながら開演ギリギリに到着。たしか2階席でした。
開演前の会場には延々とrhyeの「open」流れていました。


結論から言うとあの日のライブの後、私は途方もない徒労感というか、悲しみというか、一言でいえばひどくがっかりしていました。
え、これで終わり?というのがウソ偽らざる感想でした。

確かに暗幕の向こうから「Reborn」が聞こえてきたときはあっという間に涙が出てきたし、
「Sonic Disorder」であの3人のシルエットが浮かび上がった時の高揚感はすさまじいものがありました。
久しぶりに聞けた「生活」は全く色あせていませんでした。

しかし、私が聞きたかったのは、あの日に限って言えば、syrup16gの過去の曲ではありませんでした。

新曲は?
五十嵐隆の新しい音楽活動の、その初日ではないのか?
募る不安。

6曲目、ネットで何回も聞いた「赤いカラス」のイントロが。
よかった、頭の5曲はファンへのサービスで、これからいよいよ新曲が、何なら残り全部新曲でもいいと安心したのもつかの間。
あれ、サビ変えたんだ。
もちろん昔の曲だし変わるのは仕方ないけど、前の方がよかったな・・・

次の新曲「ラズベリー」も、今回改めてアルバムで聞くととてもいいのですが、あの日はピンとこず。
続く「さえないコード」「透明な日」「ヒーローショー」はなかなかいい曲。
「真夏のターンテーブル」(あの日は真昼の、と歌っていた気が。またDVD見返してみよう)はまあ普通かな。
さあ、どんどん新曲を続けてくれ、五十嵐。


残りは全てsyrup16gの曲でした。


半ば茫然としながら、1曲、また1曲と終わるステージを眺めていました。
今後についてのアナウンスも一切なし。

「生還」ではなく、過去のメンバーで過去の曲を演奏する、まるで同窓会のようなライブ。
ようやく薄れてきたsyrup16gの記憶を頭の奥底から無理やり引っ張り出され、そのまままた放置プレイ。
当時はsyrupが再結成するなんて微塵も思っていなかったので、
次に続かない、醒める夢なら見せないでくれ、と本気で悔しかったです。

犬が吠えるがポシャって4年経ち、ようやくライブを行った五十嵐さんにsyrup以外のビジョンが無いとは思ってもみませんでした。
無理やり金のために誰かがやらせたのだろうかという邪推すらしていました。

こんなことならライブに来るんじゃなかった。
あんなに楽しみにしていたはずなのに、体にのしかかるのは後悔のみ。
疲れ切った体で大学に戻り、だれもいない研究室で朝まで実験の後処理をしていました。


syrupが再結成して早三年。今ではもう遠い記憶です。
生還の曲もここ何日かはヘビーローテーション
ライブの時より音程がはっきりしているから聞きやすいのでしょうか。

何よりうれしいのは、生還の曲や過去ネットにアップされていた曲以外の、初めて聞く曲が素晴らしいこと。
ラスト4曲の「開けられずじまいの心の窓から」「4月のシャイボーイ」「変拍子」そして「光なき窓」。好きすぎます。
特に「光なき窓」はダブルアンコールのラストで五十嵐さんがアコギを弾きながら歌う姿がありありと浮かんできます。


来年もsyrupの予定があるという、なんという素晴らしい2017年。
ぜひライブ後半戦ではこれらの曲をやってほしいと切に願っています。