壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

スカート「どうしてこんなに晴れているのに」

今週は仕事で怒られてばかりだった。入社以来、ここまで毎日詰められたのは初めて。私に非があるものからイチャモンまで幅広く叱られまくった鬱一直線の今週、私の生命を繋いでくれたのは誇張でも何でもなく、通勤時のカーステレオから流れるスカートの曲だった。

2015年のライブ盤「The First Waltz Award」。

朝は「ガール」を何回もリピート。少しでも長く聞いていたくて、遠回りな通勤経路を選んだら渋滞に巻き込まれたりもしたが、澤部さんの歌声が響く車中は今この世界のどんな空間よりも平和で幸せだった。

帰宅時は「どうしてこんなに晴れているのに」。それから「S.F.」と来て「おばけのピアノ」。今日の無意で無力な1日をなかったことにはできないが、絶望がゆっくりと夕日に溶けていくのを感じた。

どんな時だって、あなたの歌声に包まれていたいのだ。

明日の今ごろ、本当なら東京でスカートのライブを見ているはずだった。スカートを好き好き言いながら、ワンマンはこれが初めてだったのだが。楽しみは先に取っておく、と言ってもその先がまったく見えない昨今。

ただ、いつか来たる振替公演、それまでは絶対に自分から終わるような選択肢は取りたくないな、と思いながら2缶目のチューハイに手を伸ばす。

 

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