壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

竹原ピストル 鈍色の青春の向こう側

あけましておめでとうございます。
2018年、人生元年のような新たな気持ちで挑んでいきたい所存です。

私は新年早々竹原ピストルにやられております。
紅白もそうですが、実家で親が録画してくれていたNHKのSONGSを見たからです。

「自殺志願者が線路に飛び込むスピード」「ならば、友よ」「カモメ」そして「鈍色の青春」。

野狐禅のころはあんなに聞いていたのに、いつの間にかあの野太い歌声を忘れていました。
聴かなくなった理由ももはや思い出せません。
最近竹原ピストルが盛り上がっているな、ということもなんとなく知っていましたが、
それでもあの頃のように熱心に聞くことは一昨日までありませんでした。

「カウント10」
一気に心を掴まれました。

色々なことを諦め出し流して生きることに慣れ始めた自分にとって、こんなにダイレクトに横っ面をひっぱたいてくる曲はありませんでした。
2017年はまさにギブアップというか、自ら試合を投げた、カウント10を数えた瞬間が多くあった1年でした。
現状維持に躍起になり、これ以上傷付かなければもうそれでいいという生き方に大きくシフトしてしまっていました。
そのことを昨年のエレカシのライブで気づかされ(「奴隷天国」の時です)、どうにかしないと、でもどうしていいか分からないという状態で迎えた年末に出会ったこの歌。

何かの曲に影響されるというのもそろそろ気恥ずかしい年齢ではありますが、
平成の頭に生まれた人間が、平成が終わろうとしている今年、もう一度頑張ってみようという気持ちにさせてもらいました。

今年は諦めた諸々をもう一度拾い集めること、そして竹原ピストルのライブに行くことを目標にしようと思っています。


カウント10