壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

syrup16g 「You Say ‘No’」

今日は明らかにダメっちゅう感じの日でした。
こういう日を何とか凌ぐには、散らかった部屋を片しながらsyrupの「You Say ‘No’」をエンドレスで流し、心が浮上してくるのをじっと待つのみです。


syrup16g-You Say 'No' (Demo)


しかし本当にいい曲。
ごく自然に落胆や諦めと同居する日々の中、それだけにとらわれることなく気分転換をはさみながら過ぎていく、淡々とした生活をそのまま鉛筆でスケッチしたような優しい曲。
1998年にはすでにあったようなので、まだsyrupが何者でもなく、また「syrupらしさ」というパブリックイメージに縛られることもなかった頃の五十嵐さんが紡ぐきれいなメロディーは、単純に心躍ります。
今回のアルバムにも収録された 「開けられずじまいの心の窓から」と同じ時期の曲だからなのでしょうか、近い体温を感じます。


部屋もだいぶ片付いて、気持ちも少し落ち着きました。
今日は1日雨降りだったので、明日出勤時には何を間違ったか今頃咲いたような小さい花がどこかに無いか探してみようと思います。