壊れる少し手前の永遠

好きなバンドについて書いていこうと思います。

サニーデイ・サービス 10/1 下北沢CLUB Que 備忘録

今後同じ失敗を繰り返さないために。

●精神状態が良くない時はライブに行かない
鬱が治っていないのにライブに行っても楽しめない。流石に懲りた。ライブに行けば元気が出るかも、という期待はもうしない方がいい。サニーデイでダメなら無理だろう。
●小箱、満員のライブは諦める
演者を近くで見られるのは魅力だが、人でいっぱいの空間に耐えられる精神状態はここ数年持ち合わせていない。今後は行くにしてもアコースティックセットや座席のあるホール、野外ライブを中心に考える。
●極力最後列で見る
真後ろの客が延々と発する奇声を直接左耳に流し込まれ死にたくなるくらい辛かったが、ライブの楽しみ方は自由。彼を殴る権利はない。このような事態を避けるため、なるべく後ろに人がいない状態でライブを見られるようにする。

よかった点
○気持ちの切り替えを意識的にできた
「今、嫌な気分で頭がいっぱいになってるな」とその都度気づき、切り替えができたのは訓練の成果が出ていてよかった。ライブ後半からは、後ろから奇声が飛んでくる前に耳を塞ぐゲームをしているんだ、と思い込むことで対応できた。
○身を守る行動ができた
アンコール前に会場から出たのは良い判断ができたと思う。「せっかくの機会なのにもったいない」と「帰る気力があるうちに外に出る」で後者を選べたことは自分を褒めたい。後でセトリを見ると杞憂だったが、「セツナ」が始まりでもしていたらステージの爆音と後ろの奇声で発狂していたと思う。
○探していたレコードを買えた
開演前、ディスクユニオンサンボマスターの「終わらないミラクル イズ ノットデッド」LPを定価くらいで買えたのは嬉しいポイント。
○新将棋会館に行けた
これもライブ前、新しくなった将棋会館に足を伸ばした。佐藤康光先生と青野先生がいらっしゃり感激。妻へのお土産にヒグチユウコさんのグッズも買うことができた。
キンモクセイの香り
終電で帰り、最寄り駅を出た瞬間、夜いっぱいに大好きなキンモクセイの香りが広がっていた。

ライブが終わった後は失意と殺意に支配されていたが、思い出すと悪いことばかりではない1日だった。自分の状態を客観視する訓練の成果も少しずつ出てきている。今後は運動を積極的にすることで鬱の改善に努めたい。

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